会報「パーキスターン」とは
ウルドゥー語の長母音の発音に忠実に『パーキスターン』と名づけられた日本・パキスタン協会の会報は、その名の通りパキスタンに関するさまざまな情報を満載しています。
2013年9月発行の247号からは電子版化され、PDFでお読みいただけるようになりました。サイズはA4判(紙版の時代はA5判)で、左側から開く横組みページと右側から始まる縦組みページが真ん中で出会うという、ユニークなデザインになっています。横組みページには主に政治・経済などの記事、縦組みページには旅や文化、くらしなどに関連した記事が多く、縦組みと横組みの間を仕切るカラーページは、絵やエッセイなどで楽しめるようになっています(262号より、これまでの版組を改めて、横書きページに統一しました)。
2005年の200号記念号には、現在の判型になった第36号から第200号までの「総目次」が付録につきました。
パキスタンおよび日パ関係の情報の宝庫ともいえる会報を協会では全号保存してありますので、「総目次」を見て読みたい記事を探し出すこともできます。
『パーキスターンは』は、1冊1,000円+送料80円(電子版は送料無料)でどなたでも入手することができます。電話、ファックス、e-メールなどでお申し込み下さい。代金は郵便振替口座へご送金をお願いします。口座番号は、00100-7-20299(名義人は「公益財団法人 日本・パキスタン協会」)です。
パキスタン入門−文献案内
84年12月の第81号から92年1月の第121+122合併号まで、7年以上にわたって『パーキスターン』誌上に連載された「パーキスターン文献案内」に大幅に加筆・改訂して94年4月に刊行された、B5判・全304ページからなる文献案内。
1. 総論、2. 社会科学、3. 歴史、4 .思想・宗教、5. 言語・文学、6. 芸術、7. 社会、8. 紀行・山岳、9. 自然科学の全9章から構成され、パキスタンに関連する和文、欧文の重要な文献がほとんど網羅されています。各章・節ごとの解説も読みごたえがあり、パキスタンの過去と現状を知るためには欠かせない1冊と言えるでしょう。
現在は絶版となっていますが、協会にお越しいただければ閲覧できます。