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できあがったばかりのブランコにさっそく乗り込む生徒たち。こちらもうれしくなる。[撮影:丸山純] |
森林が広がるチトラルで作った遊具に比べて、木材がいかにも細くて弱々しく見えるが、案外と弾力があって丈夫だという。ロープをきちんと管理すれば、長く使えそうだ。[撮影:丸山純] |
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ロープで木材を縛る。日本よりもはるかに日差しが強烈なので、ロープの劣化が心配。定期的なメンテナンスが欠かせない。[撮影:丸山純] |
ノートを手に、施主のアスマット氏(左)や地域の有力者たちに工事の進捗状況や問題点を説明するサイーフッディン君。[撮影:丸山純] |
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サイーフッディン君が手にしていたノートの表紙。誇らしげに自分の名前が書かれているが、中身はチトラルでプレイグラウンドを作った時に、日本人建築家が用意してくれたスケッチ集。これを参考にしながら、現場で制作に当たっている。[撮影:丸山純] |
サイーフッディン君のノートより。どこでも子どもたちに人気のあるブランコのイメージ図。使用する木材が少ないので、わりと簡単に作れる。[撮影:丸山純] |
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サイーフッディン君のノートより。チトラルのプレイグラウンドで最も人気のあった「ピラミッド」。ネットを張っててっぺんまでよじ登れるようにし、真ん中にくるくる回るブランコをぶら下げる。[撮影:丸山純] |
サイーフッディン君のノートより。チトラルとダラで作った「ネット」。大勢が一度に取りついて競争でよじ登るので、それなりの強度が必要。[撮影:丸山純] |
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施主のアスマット氏も、たった一人でここまでよくやったと、現状に大満足。チトラルで蒔いた種がこうして部族地域で実ったのは、支援する側としてもうれしく思う。[撮影:丸山純] |
地域の有力者たちと、最後に記念写真。こうした部族のリーダーを通さないと、同じパシュトゥン民族でもこの地域に入ることは難しい。そんな保守的な社会でも、女子の教育に地域を挙げて取り組もうとしているのには驚かされた。チトラル人は穏やかな人たちだが、閉鎖的なパシュトゥン社会に単身乗り込んで仕事を続けたサイーフッディン君もなかなかの男だ。[撮影:丸山純] |