今週のひとコマ・バックナンバー アルバム…2014年4〜6月掲載分

職人たち大集合 関係者の記念写真
9.11の直後、7日間で7つの遊具が完成し、「Mihoko's Playground」として披露された。本当はまだ幾つか遊具を作りたかったのだが、日本大使館から帰国勧告が出されてしまい、断念した。これは、このときのプレイグラウンド建設に関わった職人たちと最後に撮った記念写真。みんな晴れやかな顔をしている。[撮影:丸山令子] 9.11の直後、イスラマバードの日本大使館から帰国勧告が届き、いろいろ心残りだったが、今年のプロジェクトに幕を下ろすことにした。最後の記念写真。前列右がジャマール校長(パキスタンではジャマールは男の名前だが、女性)、その後ろの白い髭の男性が夫のサルダル博士。後列右が熊谷玄さん、サルダル博士の左が団塚栄喜さん、左端が現場を全て取りしきったサイーフッディン君。中央が丸山令子。[撮影:丸山純]
2012年のネット作り
2011年の滞在が、9.11のせいで途中で中断してしまったため、2012年夏に同じ体制で再度遊具作りをおこなった。これは今回の目玉となった大きなネット作り。両側からよじ登る。後述するように、ペシャワルの大工たちも見習いとして加わっている。[撮影:丸山純] 初年度は低学年の子も安全に楽しめることを重視したが、山育ちは女の子も含めて、活発。少し難度の高い遊具を作ることにした。ロープを編んで、ネットを作る。このあたりは、地元にもノウハウがあり、彼らだけでどんどん進めてくれる。[撮影:丸山純]
ブランコを作る 校舎の壁に壁画を描く
前年作った「ピラミッド」の中央には古タイヤのブランコがぶら下げてあり、いつも大人気。そのため、今回は別にブランコを作ることにした。子どもたちが安全に遊べるよう、いかに強度をもたせるか、いろいろ工夫した。[撮影:丸山純] 今回は、画家の今井みろりさんにも同行していただき、子どもたちの似顔絵を描いたり、校舎の壁などにさまざまなカラフルで可愛い壁画を描いてもらった。学校が、一気に楽しい場所に生まれ変わった。[撮影:丸山純]

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