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バザールで仕入れてきたタイヤを子どもたち一人に1本割り当て、下半分を地面に埋める。その後、自分のタイヤを好きな色で塗っていく。[撮影:丸山純] |
自分のタイヤは自分の作品。笑顔がこぼれる。お休みの日なのにみんなわざわざ学校に来て、ペンキでタイヤを塗った。[撮影:丸山純] |
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タイヤサークルと他の遊具をつなぐ「道」にもタイヤを置く。ここはトラクターや大型車用の上部な丈夫なラジアルタイヤを採用。クナール川をはさんだ対岸の裸の山の風景が、いかにもチトラルらしい。[撮影:丸山純] |
これも古タイヤを使った遊具制作のひとコマ。埋め込んだポールの天辺に片足だけで立ち、もう一本の足で重いタイヤをひっぱり上げて、ポールに差す。信じられないワザだ。[撮影:丸山純] |
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三本の丸太を組み合わせて作るピラミッドは、子どもたちにもっとも人気のある遊具。かすがいを入れて、構造が崩れないよう補強する。このチトラル地域はヒンドゥークシュ山脈の東端にあたり、山々が折り重なるように連なっているのが遠望できる。[撮影:丸山純] |
子どもたちがジャンプして乗り移るためのポールは、穴を深く掘って、最低でも地表に出ている分の半分以上を地面に埋め込み、セメントで固めた。当初、職人たちは「えっ、こんな深く掘るの?」ととまどい気味だったが、われわれが子どもたちの安全のためには労を厭わないことを知って、納得してやってくれた。[撮影:丸山純] |
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1週間さまざまな作業を続けて、いよいよプレイグラウンドが完成した。さっそく子どもたちが色とりどりの「タイヤサークル」の上を走り回る。[撮影:丸山純] |
完成した「ピラミッド」。いつも子どもたちが群がっている。女の子たちも、ネットを高くまでよじ登る。さすが、山の子だ。中央のブランコでぐるぐる回るのがたのしくて、いつも順番待ちとなる。[撮影:丸山純] |
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ピラミッドのトップによじ登る子どもたち。女の子も負けていない。原色のロープが、赤茶けたチトラルの風景のなかで、ひときわ鮮やかに見える。[撮影:丸山純] |
連続した平均台を経てタイヤピラーによじ登り、ロープの森へと向かう子どもたち。古タイヤが弾むので、意外と体力を消耗させられる。[撮影:丸山純] |
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地面に降りないでロープを渡っていく、ロープの森。さすが、みんな山育ちなので、ちっとも物怖じすることがない。激しくロープを揺らしたりすると、上級生が注意をする。[撮影:丸山純] |
ロープの森。女の子たちも積極果敢にロープ伝って渡っていく。単純なものなのに、こんなに人気が出るとは、思いもよらなかった。[撮影:丸山純] |