今週のひとコマ・バックナンバーアルバム…2010年1~3月掲載分

 
ペシャワルのキサハニ・バザールに並ぶ銅器。どんなに手の込んだ模様が彫られていても、値段は重さで決まることがほとんど[撮影:丸山純] 大人たちと丁々発止のやりとりをする、靴売りの少年。チトラルのバザールにて[撮影:丸山純]
 
一日中座って、ノコギリや各種のレンチなどを売る道端屋。チトラルのバザールにて[撮影:丸山純] チトラルの雑貨屋。石鹸からロープまで、なんでも1ヵ所で揃うのは、すごく便利。かつては中国製の製品ばかりだったのに、最近はパキスタン製も増えてきた[撮影:丸山純]
 
チトラルの雑貨屋。かつては粗末な木造の建物が並ぶひなびたバザールだったのに、最近はほとんどがコンクリート製の「店」になってしまった。建物がきれいな店は、やはり商品の品質も高い。[撮影:丸山純] カラーシャ族は、初夏から秋にかけて山奥の標高4000メートル近い高地でヤギを放牧する。これは、当時親しい牧童の家族に預けてあった私のヤギ。仔ヤギが生まれたり、病気で死んだり、儀礼のときに生贄として捧げたり、群れはずいぶん増減する。[撮影:丸山純]
 
初夏から秋にかけて山奥の放牧地で過ごしたカラーシャ族の家畜たちも、雪が降り始める時期になると村に戻る。鍋や寝具などもすべて背負って夏小屋を後にし、牧童たちは村へと向かう。[撮影:丸山純] 鷹狩りに使う鷹を捕まえるための罠。穴の中に何日も隠れて待ち、餌のひよこをめがけて舞い降りてきた鷹の脚を鷲掴みにする。チトラルにて。[撮影:丸山純]
 
チトラルの「国技」ポロの試合で演奏する職業音楽家集団。ドール、ダママという2種類の太鼓と、チャルメラに似たスルナイの3人編成。プレイヤーそれぞれが自分の音楽を持ち、得点するとそれが演奏される。[撮影:丸山純] 鷹を捕まえる罠の内部。ときには数カ月もこもるときもあるという。捕獲した鷹は、地元で使うほか、湾岸諸国の王族のスポーツ用として高く取引されていたが、最近は監視の目が厳しくなってきた。[撮影:丸山純]
 
罠でついに鷹を捕獲したのを集落のみんなに伝えるために、特別な歌がある。鷹匠が歌ってみせてくれた。チトラルにて。[撮影:丸山純] チトラルのお茶屋さん。ひなびた味わいのあったチトラルのバザールもすっかり新しくなって、コンクリートだらけ。こんな昔ながらの雰囲気の店は少なくなってしまった。[撮影:丸山純]

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