新年明けましておめでとうございます
一日も早い復興を心から願っております
昨年中は、協会の活動にご理解を頂き多大のご支援、ご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
昨年は、パキスタンにとりまして史上最悪で苦難の年でした。昨夏の記録的な大雨と山岳地帯の氷河の融解等で国土の3分の1が冠水し、約3,300万人が被害を受けました。多くの家屋倒壊と家畜や穀物の被害などで、その額は300億ドルに達するという甚大な損害となりました。これに対し、友好国及び国連や国際機関などが支援活動を進めています。パキスタンは回復に向けて活動している所であり、一日も早い復興を心から願っております。
昨年、駐日パキスタン大使にラザー バシール ターラル氏が着任され、12月より活動を開始されましたのでお知らせ致します。
協会活動は、昨年は日本とパキスタンの国交樹立70周年の節目の年で、恒例のシンポジウムでは、ウルドゥー語をテーマに取り上げ多くの方々に参加して頂きました。
協会にとりましてもう一つの明るい話題は、2代前に駐日パキスタン大使をされておられたアサド マジード カーン氏がこの度、パキスタン国で外務次官に就任されたことです。日本に赴任時には、協会とは大変親密に交流して頂き、諸行事を円滑に進めることが出来ました。今後いろいろな面でより良い関係が築けると期待されます。
皆様におかれましては、本年も協会に是非絶大なご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年元旦
公益財団法人日本・パキスタン協会
会長 今泉 濬