第36回 シンポジウム・パーキスターン 2022
11月12日（土）、日大文理学部で
当協会は、毎年恒例でシンポジウムを開催しております。
第36回シンポジウムを、来る11月12日（土）に日本大学文理学部で開催いたします。本年は、日本とパキスタン両国の国交樹立70周年の記念の年に当たりますので、パキスタンの国語でありますウルドゥー語をテーマに取り上げ、専門の先生方の講演を企画致しました。
また、駐日パキスタン大使として、この度、Raza Bashir Tarar大使がご着任されますので、ご講演をお願いしております。
是非この機会にご参加いただきますようご案内申し上げます。
第36回●シンポジウム・パーキスターン2022
「ウルドゥー語の世界」
◇とき 2022年11月12日（土）10:30〜17:45
◇ところ 日本大学文理学部 3号館2階 3206教室
◇会費 会員2,000円、一般3,000円、学生500円
◇定員 50名（要申込み・先着順）
◇主催 公益財団法人 日本・パキスタン協会
※会場内ではマスクをご着用ください。
■講演1（3号館2階 3206教室 10:30〜12:00）
主催者挨拶 今泉濬 （公財）日本・パキスタン協会会長
来賓ご講演 H. E. Mr. Raza Bashir Tarar 駐日パキスタン大使（予定）
［1］パキスタンの現況
［2］パキスタンの洪水被害について
■講演2（3号館2階 3206教室 13:00〜17:45）
「ウルドゥー語の世界」
▼パキスタンの言語事情とウルドゥー文学の歴史
山根聡（大阪大学大学院人文学研究科外国学専攻 教授）
パキスタンでは多くの言語が話されている。国語ウルドゥー語は日本では認知度が高くなく、文学の読者数は限られている。しかし世界各地ではウルドゥーの詩会が開催され、オンラインでの作品鑑賞も盛んとなっている。ここではまずパキスタンにおける多言語状況を概観したうえでウルドゥー文学史を紹介したい。
▼ウルドゥー恋愛抒情詩ガザルの世界
松村耕光（大阪大学 名誉教授）
長い伝統と絶大な人気を誇るウルドゥー語の恋愛抒情詩ガザル――冷たい仕打ちを受けても愛することをやめず、恋い死にしても地下で恋の焔を燃やし続ける求愛者の姿を独特な表現で描写するガザルの世界を紹介する。
▼ウルドゥー語は難しい言語なのか：パキスタン人にとっての
ウルドゥー語、日本人にとってのウルドゥー語
萬宮健策（東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 准教授）
パキスタンの国語はウルドゥー語だが、多くの国民にとってウルドゥー語は母語ではない。彼らにとって母語ではないウルドゥー語を話すことは難しくないのか、留学先のスィンドを事例として考える。また日本語を母語とするものにとってウルドゥー語は難しい言語なのか、ウルドゥー語を学ぶとどんな楽しいことがあるのか、あらためて提案してみたい。
▼「パシュトー語圏」におけるウルドゥー語の役割
：歴史と使用状況
登利谷正人（東京外国語大学 世界言語社会教育センター 講師）
インダス河以西のハイバル・パフトゥーンフワー州やバローチスターン州は、イラン系言語が多く用いられている地域である。本報告では「パシュトー語圏」を中心に、ウルドゥー語がどのような役割を果たしているのか、歴史や使用状況を踏まえて概観する。
▼パネル・ディスカッション
（新型コロナウイルスの感染状況など、やむを得ぬ事情により登壇者が変更になる可能性があります。予めご了承ください）
〈アクセス〉
日本大学文理学部
住所：東京都世田谷区桜上水3-25-40
電話：03-3329-1151（代）
最寄り駅：京王線「下高井戸」駅、「桜上水」駅
http://www.chs.nihon-u.ac.jp
◇お申し込み方法
お申し込み内容を、お電話、FAX、eメール、または郵送にてご連絡下さい。
Tel：03-5327-3588 FAX：03-5327-3598
E-mail :
（↑クリックするとメールソフトが起動します）
ウェブサイト http://www.japan-pakistan.org/
住所：〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-29-14-202
◇お振り込み方法
下記へお振り込み下さい。
三菱UFJ銀行 青山通支店 〈普〉No. 0038524
みずほ銀行 渋谷中央支店 〈普〉No. 1731897
三井住友銀行 青山支店 〈普〉No. 5218954
郵便振替口座 00100-7-20299
※当日は混雑が予想されます。事前のお振り込みにご協力をお願い申し上げます。
★新型コロナウイルス感染拡大防止のため、懇親会は中止いたします。
★昼食は3号館1階の学食・コンビニエンスストアが14時までご利用いただけます。
E-mailでのお申し込みは、以下のキリトリセンの内側をメールソフトにコピーしてご利用ください。
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