10月28日(土)、第31回シンポジウム・パーキスターンが開催されました

大使のご挨拶に続き、インダス河をテーマに講演とパネルディスカッションで盛り上がりました

当協会の「第31回シンポジウム・パーキスターン2017」が10月28日(土)に日本大学文理学部3号館で開催されました。

今回のシンポジウムには、この度、駐日パキスタン大使に就任されましたアサド・マジード・カーン博士からご挨拶をいただきました。大使は、日本で博士号を取得され、以前にはパキスタン大使館に勤務されたことがありまして、日本については大変理解の深い大使です。

第1部が講演で、第2部が懇親会のスケジュールで進めました。

午後のメインテーマは、「インダス河紀行」と題しまして、歴史的なかかわりから自然や風土、人々の暮らしぶりまで、この世界的な大河に大きく依存するパキスタンの姿をさまざまな角度から掘り下げました。

氷河から流れ出したばかりの上流部、支流からの水を集めてさまざまな文化を育んだ中流部、そして海に注ぐ下流部に分けて、各講演者から様々な画像と専門的なお話を交えての講演がありました。

その後のパネルディスカッションでは、会場の参加者との質疑応答もあり大いに盛り上がりました。

今回のシンポジウムの詳しい内容につきましては、次号の会報「パーキスターン261号」に掲載する予定です。