シンポジウム「パーキスターン2014」の
案内チラシができあがりました
第28回●シンポジウム・パーキスターン2014
11月8日(土)、日本大学文理学部3号館で開催
「シンポジウム・パーキスターン2014」のチラシができあがりました。左の画像をクリックすると、より大きな原寸大の画像が開きますます。
11月8日(土)、会場は日本大学文学部3号館(東京・桜上水)です。28回目となる今年のテーマは「失われる文化遺産」。パキスタンがもつ貴重な文化遺産の基礎知識と現状について、いろいろな角度からお話をお聞きします。大勢の皆さまのお申し込みをお待ちしております。
第28回●シンポジウム・パーキスターン2014
「失われる文化遺産」
◇とき 11月8日(土)10:30〜17:45 (18:00 より懇親会)
◇ところ 日本大学文理学部3号館3408教室(東京・桜上水)
◇会費 会員1,500円・一般2,500円・学生1,500円/
懇親会費3,000円
◇定員 70名(先着順)
◇お申し込み (公財)日本・パキスタン協会
Tel 03-5327-3588 / Fax 03-5327-3598
E-mail :
第1部:講演と質疑応答(敬称略)
ご挨拶 今泉濬 (公財)日本・パキスタン協会会長
「最近のパキスタン情勢」
白石薫 日本貿易振興機構(ジェトロ)
農林水産・食品事業課課長
前カラチ事務所長
●「失われる文化遺産」
▼パキスタン北部地方の仏教遺蹟を中心に、古道の現地調査報告
土谷遥子(上智大学元教授)
北部地方に残る仏教東漸の軌跡を、インダス川およびその支流渓谷における現地調査結果をもとに、仏像、摩崖仏、仏教経典の写本、岩絵、史書等によって考察します。
▼ディアメル・パシャ・ダム水没文化遺産救援プロジェクトについて
野口淳(NPO法人南アジア文化遺産センター理事/事務局長)
ダム建設により水没する貴重な文化遺産のために何ができるのか、学術調査や文化遺産保護の視点だけでなくイスラーム教徒社会における仏教文化遺産のあり方など多面的に検討し、日本とパキスタンの協働の道を探ります。
▼文化遺産の保護と日本
前田耕作(アフガニスタン文化研究所所長)
新しい世紀となっても戦争は無くならず、加えて自然災害は大きくなるばかりで、その中で人間の生命とともに、受け継がれるべき人類の遺産も破壊され、また消滅する危機に曝されています。破壊をともなう経済発展や文化の意図的な破壊も進められています。その現状報告と打開の方策をみなさんと共に考えたい。
▼大谷探検隊とパキスタン北部の仏教遺跡について
勝木言一郎(東京国立博物館学芸企画部企画課出版企画室長)
今から100年前の1914年、大谷探検隊は12年間にわたる中央アジア探検を終了した。そこで今回の報告では、隊員たちによる調査記録をもとに、パキスタン北部における踏査の足跡をたどりながら、彼らが描き出そうとした東西文化交流の筋道を検討したい。
▼パネル・ディスカッション
司会/小西正捷(立教大学名誉教授)
第2部:懇親会
3号館1F「コスモス」
日本大学文理学部 http://www.chs.nihon-u.ac.jp
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
電話03-3329-1151(代)
主催:(公財)日本・パキスタン協会/
協力:NPO法人南アジア文化遺産センター