会報『パーキスターン』第251号を発行しました
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会報251号を発行しました。
まず、6月26日(木)開催の「第1回パキスタン進出企業情報交換会」の様子を掲載しました。この会は、法人会員各社のパキスタンでの事業展開に際して発生するさまざまな問題について、情報交換する場として企画されました。会員企業にとっても、またこれから進出を考えている企業にとっても、貴重な情報源となると思われます。第1回の今回は、一時帰国中のスズキ(株)のPAKスズキ社・永尾博文社長にスピーカーをお願いしました。小石川後楽園内の涵徳亭を会場に、パキスタンでの事業経験の長い永尾社長から熱のこもった有益なお話を伺うことができました。
6月5日(木)開催の「平成26年度理事会」(平成25年度事業報告・決算報告・任期満了に伴う理事および監事候補者選出など)およびそれを受けて開かれた評議員会での決議に基づく新役員等の選任のための理事会(書面決議)についても報告を掲載しました。また、規定により開催された評議員会2回についても、報告しています。
大反逆罪に問われたムシャッラフ元大統領。1月に特別法廷に向かう途中で心臓の痛みを訴えて軍の病院に入院しましたが、3月31日、特別法廷は大反逆罪で起訴しました。これまでのいきさつとこれからの見通しを、「ムシャッラフ大統領の運命やいかに?」と題して、中野勝一さんが詳しく書いて下さいました。
4月26日(土)と27日(日)の2日間、日パ国交樹立62周年を記念して上野公園で開催された「パキスタン・ジャパン・フレンドシップフェスティバル」は、パキスタンのアーティストの歌や演奏、恒例のかタック・ダンス、東京外国語大学の学生によるウルドゥー語劇など、にぎやかなプログラムが繰り広げられました。また、パキスタンでも人気のアントニオ猪木氏も参加されました。色とりどりのイベントの様子を、写真と一緒に紹介しました。
大阪大学の山根聡さんには、「発展する日パ学術交流」と題して日本とパキスタンの間のさまざまな学術的交流の状況を記事にしていただきました。パキスタンにおいて、また日本において、「イスラーム地域研究」プロジェクトの会議をはじめとする人的交流が活発に行なわれている様子がよくわかり、今後の進展が期待されます。
高田ゆり子さんの「旅で出遭った、これぞパキスタン!(下)」は、トラック・アート、ムルターン焼き、ホテルを飾る美しいフラワーアートなど、色彩感とセンスあふれるパキスタンが紹介されています。笑ってしまう「これぞパキスタン」もありますが、パキスタン人の持つ美的センスが感じられる物や空間も同じように「これぞパキスタン」。
2013年度の会報総目次も掲載しました。
会員のリレーエッセイ「私の一枚」135回目は、長くカラーシャに関わっていらっしゃる丸山純さんです。
Vol. 251……2014年7月発行 | |
「第1回パキスタン進出企業情報交換会」開催 | 1 |
平成26年度理事会開催/平成26年度理事会(書面決議)開催 | 2 |
平成26年度評議員会(書面決議)開催/平成26年度評議員会開催 | 11 |
ムシャッラフ元大統領の運命やいかに?:中野勝一 | 12 |
パキスタン・ジャパン・フレンドシップフェスティバル 2014 | 18 |
発展する日パ学術交流:山根聡 | 二 |
旅で出遭った、これぞパキスタン!(下):高田ゆり子 | 九 |
二〇一三年度総目次 | 一六 |
私の一枚(135)…カラーシャ谷からの電話:丸山純 | |
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