会報『パーキスターン』第245号を発行しました

今号も、いろいろな話題を取り上げました

245表紙 昨年12月に新駐日パキスタン大使としてファールーク・アーミル氏が着任されました。協会では、早速新大使のお話を聞く会を企画し、1月23日(水)、大使館ホールで開催しました。法人・個人会員の他一般にも広く呼びかけ、約30人の参加を得て、大使のお話と質疑応答のあと、軽食をとりながら懇親会での歓談へと続きました。当日のレポートを掲載しています。また、新大使からは協会へのメッセージもいただきました。

 以前、協会副会長をつとめられた豊田通商(株)元取締役社長の古川晶章さんが亡くなられましたが、長くおつきあいのあった今泉会長の思い出と追悼の記事を掲載しました。

 1998年から毎年「ウルドゥーの集い」と「詩会(ムシャーイラ)」を続けられて15回になる、大東文化大学の名誉教授・片岡弘次先生に、これまでのいきさつとムシャーイラの魅力を綴っていただきました。日本にはない、ウルドゥー語の詩を楽しむパキスタン人の姿勢がよくわかる記事です。

 パキスタンのフンザで長期ロケをしたという映画『草原の椅子』が今月23日に一般公開されますが、それに先立ち、ロケに関わられた(株)西遊旅行の澤田真理子さんに撮影の様子などをレポートしていただきました。

 昨年12月8日(土)開催の第26回「シンポジウム・パーキスターン」は「食を巡って(その2)」で、(その1)に続き、またまた内容豊富で時間が足りないくらいでしたが、大山純一郎さんが臨場感あふれる報告をして下さいました。

 シャー真理子さんの連載エッセイ「人と食、それは愛。そしてパキスタン」は20回目。今回も愛がいっぱいです。もう1つの連載「私の一枚」129回目は、中野勝一さんのパールスィーに関する思い出です。

Vol. 245……2013年1月発行
新駐日パキスタン大使のお話の会 1
新パキスタン大使の日本・パキスタン協会へのメッセージ
2
古川晶章さんの思い出:今泉濬
4
大東文化大学でウルドゥー語履修の学生による「ウルドゥーの集い」と詩会(ムシャーイラ):片岡弘次
『草原の椅子』最後の秘境フンザロケ: 澤田真理子
第26回「シンポジウム・パーキスターン」報告:大山純一郎 一五
人と食、それは愛。そしてパキスタン(20):シャー真理子
私の一枚(129)…パキスタンのパールスィー: 中野勝一
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