会報『パーキスターン』第228号を発行しました

いろいろな分野の記事が満載です。

228号表紙

 冒頭に外務省南西アジア課の宮田高さんから、「最近の日本の対パキスタン支援−その現状と今後の方向性−」と題した記事をいただきました。また、カラチで逮捕されたターリバーン最高幹部バラーダル師関連の記事も、ドーン紙の抄訳でまとめました。

 東京外国語大学の野上郁哉さんには、パキスタニー・ポップ・ミュージックについて、イスラームとスーフィズムの視点から考察した卒業論文のまとめを記事にしていただきました。

 高田ゆり子さんには、かけ足で見てきたパキスタンの今の姿を伝えていただきました。会員で国際交流に力を尽くしていらっしゃった大野正雄さんが1月に亡くなられましたが、追悼の記事を掲載しました。登利谷正人さんの「ペシャーワル便り」は、帰国を控えてペシャーワルからは最後になります。[高安]

Vol. 228……2010年3月発行
最近の日本の対パキスタン支援−その現状と今後の方向性
  :外務省南部アジア部南西アジア課 宮田高
1
ターリバーン最高幹部カラチで逮捕−パ米情報機関共同作戦 7
パキスタニー・ポップ・ミュージックの明日を考える
  −イスラームとスーフィズムの視点から:野上郁哉
かけ足で見たパキスタンの現状:高田ゆり子
大野正雄さんを偲んで:中野勝一/景山咲子 一四
ペシャーワル便り(14):登利谷正人 二二
人と食、それは愛。そしてパキスタン(3): シャー真理子
私の一枚(112)…愛国心:中川ナセル
パキスタン・ニュース