会報『パーキスターン』第226号を発行しました

部族地域の状況から現地レポート、
新連載まで、いまのパキスタンをお届けします

226号表紙 パキスタンからは心配なニュースが多い昨今ですが、今号では大阪大学の山根聡さんに「連邦直轄部族地域の状況とパキスタンの抱える課題」と題して、解説をしていただきました。

 ドーン紙からも、アメリカの援助法案、アジア開発銀行関連の記事を紹介しています。こういう状況の中でもパキスタンを訪れている人たちはいますが、8月にバローチスターンへ行かれた和光大学の村山和之さん、春から夏にかけてバルティスターンに滞在されていた本下素子さんから、現地のレポートをいただきました。

 ペシャーワル滞在中の登利谷正人さんからの「ペシャーワル便り」でも、今揺れているペシャーワルの最新の状況を知ることができます。

 国内でも、旅行博2009に関わられた高田ゆり子さんの報告、大使館主催の「パキスタン・日本カルチュラル・ウィークエンド」の報告などを取り上げました。

 会報の真ん中のカラーページは、「人と食、それは愛。そしてパキスタン」というタイトルで、いつも料理教室の講師をお願いしているシャー真理子さんの食をテーマにした連載が始まりました。

 同じく連載記事の「私の一枚」は110回目で、今回は長谷川昌美さんです。 [高安]

Vol. 226……2009年11月発行
連邦直轄部族地域の状況とパキスタンの抱える課題:山根聡 1
米国援助法案に揺れたパキスタン 7
アジア開銀パキスタンに税収増を要請 11
バローチスターンの8月26日「記念日」に:村山和之
バルティスターンおすそわけ(3):本下素子
ミニ・パキスタンより愛をこめて
 〜旅行博2009〜:高田ゆり子
一四
ペシャーワル便り(12):登利谷正人 一九
「パキスタン・日本 カルチュラル・ウィークエンド」開催される 二二
人と食、それは愛。そしてパキスタン(1): シャー真理子
私の一枚(110)…教育施設とポリティクス:長谷川昌美
パキスタン・ニュース