会報『パーキスターン』第225号を発行しました
「中期貿易政策」や「繊維政策」から
多彩な連載まで、充実した内容です
今号で2つの連載記事が最終回を迎えました。モハッマド・ライースさんの「パキスタン系アメリカ人」(6回連載)と、すぎたカズトさんの映画コラム「国境にかけるスクリーン」です。
ライースさんの記事では、なかなか知ることのできないアメリカにおけるパキスタン系の人々の状況、抱える問題などが浮き彫りにされ、日本とも共通する問題などは考えさせられることも多々ありました。
『ナマステ・ボリウッド』発行の映画通すぎたさんにはパキスタンに絞って書いていただきましたが、まだまだ情報はたくさんお持ちで、別の形での記事や講演会なども考えたいところです。
2009〜12年の「中期貿易政策」、5か年間の「繊維政策」などが発表されましたので、まずそれを取り上げました。
6月に「スーフィーたちの聖者廟−その音楽と踊りと日常」と題して講演をお願いした高橋卓司さんに、その体験を文章にしていただきました。神との合一に至る過程の描写には引き込まれます。
登利谷正人さんの「ペシャーワル便り」も、避暑地での夏のセミナーという珍しい体験を寄せていただきました。
連載「私の1枚」は、土佐光章さんが青年海外協力隊員として過ごしたパキスタンの思い出を書いて下さいました。 [高安]
Vol. 225……2009年9月発行 | |
中期貿易政策二〇〇九〜一二発表 | 1 |
5か年間の繊維政策発表 | 3 |
旅の途中:高橋卓司 | 二 |
岩塩の旅:中川功 | 八 |
パキスタン系アメリカ人(6):モハッマド・ライース | 一二 |
ペシャーワル便り(11):登利谷正人 | 一九 |
国境にかけるスクリーン(13):すぎたカズト | |
私の一枚(109)…マルダーンでの小イード:土佐光章 | |
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