会報『パーキスターン』第220号を発行しました

混迷するパキスタン経済の展望をはじめ、
多彩な記事が満載です

219号表紙混迷しているパキスタン経済。デフォルトを回避のためにIMFからの財政支援が15日に決定しましたが、今号ではその前の段階での関連の記事をまとめています。国際機関や友好国への支援要請、大統領が訪中しての支援要請、そして(財)国際金融情報センターの大工原桂さんにはパキスタン経済の最近の状況を解説していただきました。

「法人会員だより」として、大塚製薬から同社の社会貢献活動の1つ、ペシャーワルにある「大塚ウェルフェア・クリニック」について、パキスタンで報道されたという記事をいただきました。

アメリカへの行き来の多い個人会員のモハッマド・ライースさんの新連載記事「パキスタン系アメリカ人」が始まりました。アメリカにいるパキスタン系の人たちの実態が解明されていく予定です。

北部ミスガル渓谷への山旅の記録、小学生のパキスタン大使館訪問の様子の紹介、連載「ペシャーワル便り」、そして10月に開催した「シンポジウム・パーキスターン」の報告など、パキスタンをいろいろな方向から楽しんでいただけたらと思っています。連載の「国境にかけるスクリーン」、「私の一枚」も続いています。[高安]

Vol. 220……2008年11月発行
ザルダーリー大統領初訪中−−財政支援、投資、核協力を要請 1
印パ首脳会談 3
デフォルト回避に懸命−−国際機関、友好国に支援要請 6
混迷の度合いが深まるパキスタン経済:大工原桂 10
〈法人会員だより〉大塚ウェルフェア・クリニックの新聞報道:深井清士 16
パキスタン系アメリカ人(1):モハッマド・ライース
パキスタン北部ミスガル渓谷へ4度目の旅:寺沢玲子
新宿区立戸塚第三小学校六年一組の在日パキスタン大使館訪問:松田永里子 一四
《連載》ペシャーワル便り(7):登利谷正人 一八
第22回「シンポジウム・パーキスターン」報告:大山純一郎 二一
国境にかけるスクリーン(8):すぎたカズト
私の一枚(104)…地球は丸いことを教えてくれた国:シャー真理子
パキスタン・ニュース