「シンポジウム・パーキスターン」を開催しました
「カラチの魅力をさまざまな角度から語りました
10月25日(土)午前10時半から、「カラチの魅力」をテーマに、第22回「シンポジウム・パーキスターン」を東京・桜上水の日本大学文理学部「百周年記念館」で開催しました。
まず恒例の「最近のパキスタン情勢」は、前駐パキスタン大使だった小島誠二氏に講師をお願いしました。
その後メイン・テーマの「カラチの魅力」に入り、最初の講師は小西正捷先生(立教大学名誉教授)。「好きな街カラチ−−シンド文化史探訪の拠点として」と題して、カラチ周辺の文明、カラチ市内の建築やバザールの喧騒など、魅力を語られました。
午後のはじめには、出席された大使館のイムティヤーズ・アハマド代理大使からも一言ご挨拶がありました。
午後最初の講演は、深町宏樹氏(元JETROアジア経済研究所研究主幹・桜美林大学非常勤講師)の「国政の中のカラチ」。
続いて宮川裕之氏(前JETROカラチ事務所長)の「カラチの経済発展」。
休憩時間のあとは、モハッマド・アンワルさん(グローバル・コンピューターズ代表)の「カラチ市民−−十人十色」。
最後は、村山和之さん(和光大学講師)の「カラチ3日間観光のオプショナル」。
今まで乗り継ぎの時間を過ごすことが多かったカラチですが、いろいろな方面からその魅力が語られ、ぜひゆっくり探索してみたい場所になりました。
夜の懇親会はキャンパス内の新しい建物、3号館のカフェテリアで、料理と飲み物を楽しみながら、会話が続きました。