第22回●シンポジウム・パーキスターン 2008

「カラチの魅力」

シンポチラシ昨年の「ラホール」に続き、今年は「カラチ」を取り上げることになりました。古くからの文化の拠点、商業活動の街、民族のるつぼ、まだまだ知られていない観光スポット……カラチの持つ魅力に迫ります。最新の情報が盛り込まれた毎回恒例の「最近のパキスタン情勢」もお聞き逃しなく。
◇とき 10月25日(土)10:30〜17:30
           (18:00より懇親会)
◇ところ 日本大学文理学部百周年記念館
     (東京・桜上水/京王線「下高井戸」
      または「桜上水」下車)
◇会費 会員2,000円・一般3,000円/懇親会費3,000円
◇定員 70名(先着順)
◇お申し込み (財)日本・パキスタン協会
        (Tel. 03-5327-3588)

第1部:講演と質疑応答

■「最近のパキスタン情勢」

 大鷹正人(外務省アジア大洋州局南西アジア課長)

■「カラチの魅力」

「好きな街カラチ−シンド文化史探訪の拠点として」
小西正捷(立教大学名誉教授)
いうまでもなく、カラチは近・現代に発展・展開した南アジアの巨大港市であるが、それについては政治経済の方々に譲る。ここでの話は、インダス川の下流域、シンド地方に展開した先史時代以来の諸文化を探訪する拠点としてのカラチの魅力についての私的雑感である。
「国政の中のカラチ」
深町宏樹(元JETROアジア経済研究所研究主幹・桜美林大学非常勤講師)
ここでは、カラチの地方政治も垣間見るが、かつては混乱の中にも夢を持つ街であったカラチが「暴力の都市」になった原因を主として民族対立、経済格差、文民政治家たちの難点といった国政との関連から考えてみたい。
「カラチの経済発展」
宮川裕之(前JETROカラチ事務所長)
カラチで事業展開している日本企業の活動を中心に、カラチの経済について述べてみたい。(予定)
「カラチ市民−−十人十色」
モハッマド・アンワル(グローバルコンピューターズ代表)
カラチの魅力のひとつは、全土から集まった多様な住民である。今回、生まれつきのビジネスマンと言われパキスタンの発展に関わったメイモン民族の歴史やビジネスを中心に、他の民族も紹介しながら多文化・多言語の町カラチの社会像を描きたい。
「カラチ3日観光のオプショナル」
村山和之(和光大学講師)
ガイドブックに載らないカラチの見所を考えてみると、たとえばヒンドゥー教徒の神殿、潮香る古い市場、古本屋に楽士たちが巡る盛り場の路上等。デパ地下的カラチ見物なんてたまにはいかがですか。

第2部:懇親会

日本大学文理学部キャンパス内にて

日本大学文理学部

〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
電話03-3329-1151(代)

交通:京王線「下高井戸駅」「桜上水駅」下車

文理学部ホームページ:http://www.chs.nihon-u.ac.jp

会場地図
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