会報『パーキスターン』第213号を発行しました

パキスタン現況解説や新連載など、楽しみな内容です

9月20日に会報『パーキスターン』213号を発行しました。

213号には、2007〜08年のパキスタンの貿易政策、ムシャッラフ大統領によるチョードリー最高裁長官の職務停止を最高裁が否決した問題をめぐる新聞記事の紹介、先行き不透明なアフガニスタン、パキスタンの状況(柴田和重さん)、美しいバルティスターン滞在記(岡田千歳さん)の他、この夏6年ぶりに改訂版が発行された『地球の歩き方』の担当者・高島正人さんから発行のいきさつなどを寄稿していただき、盛りだくさんの内容になっています。

スィヤールコート在住の吉成史子さんの現地発ならではの生活感あふれる連載記事「パキスタン点描」はもう1回で終了予定です。また、「愛の詩・ガザルを味わう」のあとを受けて、カラーページには映画をテーマにした連載「国境にかけるスクリーン」が始まりました。筆者のすぎたカズトさんは映画通で、特にボリウッドに詳しい方です。映画を通して見るパキスタンとして、どのような話題が出てくるか、どうぞご期待下さい。
[高安]

Vol. 213……2007年9月発行
貿易政策2007〜08 1
最高裁、長官職務停止を否決−−ムシャッラフ大統領も受け入れへ 3
不透明感漂う今後のアフガニスタンとパキスタン:柴田和重
スカルドゥの風(2) バルティスターン滞在記:岡田千歳
念願の『地球の歩き方』改訂版発行:高島正人 一五
パキスタン点描(6):吉成史子 一九
二〇〇六年度総目次 二四
国境にかけるスクリーン(1):すぎたカズト
私の一枚(97)…カラーシャ族の女性:カノミタカコ
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