『地球の歩き方 パキスタン』が刊行されました

2007年〜2008年版。
2001年度版以来、6年ぶりの改訂だそうです

『地球の歩き方 パキスタン』2007〜2008年版が8月10日付で発行になりました。現地取材による最新の情報がいっぱい、写真もいっぱいの、旅には手放せない一冊です。特に、見どころの多いパンジャーブ州や、ペシャーワル、スワート、チトラールなどを中心にした北西辺境州、ギルギットやスカルドなどのノーザン・エリアなどに関する情報、トレッキング情報などが充実しています。最新のホテルの状況、レストラン情報なども、見ているだけでも楽しく、どこを選ぼうかとワクワクするページです。

今回の版の特徴として、まず「パキスタンとはどんな国か」がわかりやすく解説されたあと、「キーワードで旅するパキスタン」という特集ページが作られていることが挙げられます。インダス文明、ガンダーラ、ムガル帝国、イスラーム建築、音楽世界、おみやげ、料理紀行などが豊富な写真や図とともに読みやすく説明されて、パキスタン世界の幅広さ、奥の深さを感じさせられる読み物になっています。ここを読んで旅をすれば、現在見えている世界に止まらず、今のパキスタンに至るまでの歴史や伝統が実感として感じられ、旅の楽しみも増すのではないでしょうか。小西正捷立教大学名誉教授をはじめ、協会の会員のみなさんも執筆に協力されています。[高安]


地球の歩き方 パキスタン〈D32〉
ISBN:9784478054444
「地球の歩き方」編集室編
ダイヤモンド・ビッグ社/ダイヤモンド社(発売)
価格:1,869 円(税込)