会報『パーキスターン』第212号を発行しました
経済白書と連邦予算の概略を掲載
会報『パーキスターン』211号が完成しました。パキスタンでは年度は7月〜6月のため、6月に2006〜07年度の経済白書、2007〜08年度の連邦予算が相次いで発表されましたが、今回はその概略を掲載しました。
刑務所内に子どもや女性のためのキラン図書館を設置する活動をしていらっしゃる田島伸二さん、フンザ・ウルタル峰で遭難された登山家のご主人・長谷川恒男さんの遺志を継いでフンザに学校を作り、今年のナショナル・デーに勲章を受章された長谷川昌美さんのお2人から、これまで続けてこられた活動について記事をいただきました。お金やモノをあげるのでなく識字や教育で子どもたちを励まし、将来の可能性を伸ばそうというお2人の考え方は、パキスタンの人たちの大きな力になっていると感じます。
真ん中のカラーページに2年間続けてきたエッセイと絵の「愛の詩・ガザルを味わう」は、最終回となりました。次号からは「映画」をテーマにした新しい連載を企画しています。ご期待下さい。[高安]
Vol. 212……2007年7月発行 | |
2006〜07年度経済白書 | 1 |
2007〜08年度連邦予算発表 | 4 |
なぜ子どもと女性のためのキラン図書館が刑務所内に設置されたか?:田島伸二 | 二 |
フンザのハセガワ・スクール 「奉仕の星」を受章して:長谷川昌美 | 八 |
畏友宮本和夫さん逝く:鈴木俊夫 | 一四 |
パキスタン点描(5):吉成史子 | 一六 |
会員懇親会/料理教室/ウルドゥー語講習会開催 | 二一 |
愛の詩・ガザルを味わう:謝秀麗/高安幸子 | |
私の一枚(96)…もう一度逢いたい山々: 菊地愼一 | |
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